日本最高齢114歳の方が亡くなられたそうです。さすがに「平均寿命」世界一の国、日本です。でも、日本が世界一の「長寿」の国ではないことはご存知ですか?長寿というと、100歳以上の方をわたしはイメージします。日本には2004年時点で、100歳以上の方は2万3千人生活しておられます。50年ほど前は150名だったそうですから、たいへんな伸びようです。日本よりも100歳以上の人口が多い国なんてあるのかって思いますよね。それがあるんです。すごく身近な国ですよ。答えは、アメリカ合衆国。「えー、あんな不健康大国が・・・?」って思うでしょ。本当なんです。
国民の17%は健康保険を持たず、肥満大国と揶揄されているあの(この)アメリカです。
日本と米国を直接比較できる2002年のデータがあります。それによると、日本1万8千人に対して、米国5万9千人。両国の人口比はほぼ1:2ですから、実質的に米国の方が1.6倍も100歳以上の方が生活しているのです。
実は数年前、この差はもっと大きかったのです。近年日本が追いついてきました。1997年当時、この事実に気がついたわたしは唖然としました。長寿は日本人に残された数少ない誇りだと思っていたからです。
なぜ米国の方が?と不思議に思います。研究者の間でも、はっきりとした理由はわからないようです。食材の質に言及する方もいます。同じ食材、例えば同じ野菜を比較した場合、米国産の方がミネラル分が多いことはよく指摘されることです。物事の考え方をあげる人もいます。案外、土地が広いせいかもしれません。
「日本は世界一の長寿国で・・・」と言うのはまだ少し早いようです。平均寿命というのはあくまでも予測値ですから、これをもって世界一を謳うのはちょっと気が引けますね。実態がなかったのに、一時世界一を誇っていたどこかの国の金融機関に似ていなくもありません。
さて、わたしが生れた当時の日本の平均寿命は何歳だったのでしょう?それぐらいは何とかクリヤしたい。
せっかくこの世に出てきたのですから、がんばろっと。