Tuesday, February 27, 2007

楽しい!

「マサさん、人間って長く生きているから先が見えるっていうもんでもないし、未だに分らないことも多いんだけれども、ひとつだけハッキリと言えることがあるわ。」

受話器から、Sさんの落着いたやさしい声が聞こえてきます。

「それはね・・・、長生きをすればするほど人生が楽しくなる、っていうこと。」

Sさんは今年76歳。通常の方に比べると、そこそこ波乱に満ちた人生を送られてきました。

来週、彼女が10年以上当事者となって争ってきた案件について、裁判所の判断が出ます。
最後の方では、弁護士は金がかかるばかりで当てにならないと、自分で弁護もやり、一歩も引かずに闘ってきました。

負ければ、Sさんはかなり困った状況に追い込まれます。

「判事の判断がたとえどちらになったとしても、勝ちとか負けというのはないと思うの。ただ状況が変化するだけ。どちらに転んでも、私にとって『負け』ということはありえない。新たな人生が開けるだけのことだと思うのよ。」

この言葉の後に続いたのが、冒頭の台詞です。

というわけで、来週裁判所の判断が出たら、結果がどちらに転んでもお祝いをするつもりです。


2 Comments:

Anonymous Anonymous said...

素敵なお祝いをしてください。
どんなことも楽しめるって、それだけで
生きてきてよかった、って思えますよね。

05:05  
Blogger masa said...

のあばあちゃん、
そうですね、心のこもったお祝いをしようと思います。
来年は、日本式に喜寿もお祝いされたいそうです。

20:43  

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