ありがとう

きょうは用事があってマンハッタンに行ってました。
NJに戻るフェリー乗り場行きのバスに乗っているときのことです。杖をついた女性とその娘さんらしき女性が生れたばかりの赤ん坊を抱いてバスに乗ってきました。
それを見て、わたしは自分が座っている席から前の席に移動しました。わたしが座っていた席は、乗り込んできたドアから座りやすかったからです。杖をついた女性はわたしに礼を言って座りました。
さて、フェリー乗り場に到着して、桟橋でフェリーを待っているときのことです。
一人の女性がわたしに近づいてきて、「チョットよろしいかしら?」と訊ねてきました。
「なんでしょうか?」
「先ほどあなたは席を譲りましたね。その時譲られた方はあなたにお礼を言っていなかったように見えたのですが・・・。」
「イエ、ありがとう、と言っていただきましたよ。」
「あ~、そうでしたか。それならばいいんです。もしあの方があなたにお礼を言っていなかったのであれば、私が代わりにお礼をあなたに申し上げようと思って・・・。よかったです。」
「そうでしたか。それはご丁寧に気を遣っていただいてありがとうございます。」
実はアメリカに18年住んでこのような申し出を受けたのはこれで3回目です。
どういう気持ちで見も知らない人の代わりにお礼を言おうと思うのか、たいへん興味深いのですが、いずれにせよ「ありがとう」という言葉が途切れないようにする、という精神(気持ち)は大切な感覚ですね。

6 Comments:
定期的にMasaさんのこのサイトを読ませてもらっています!心温まる素敵な話しですね。これを読んだ私までHappyな気分になりました! 特に良い事は行動や言葉に表すべきですね。心がけたいものです!!!
marjieさん、お元気ですか?
そうですね、良いことを繋いでいくという努力は大切ですね。
アメリカならではだなあと思いました。アメリカは個人主義の国だと思っている人も多いだろうけど、だからといって人と人とのつながりを軽視してるわけじゃなくて、むしろ個人→家族→地域や社会というつながりを大事にしていますよね。現在の日本のほうが、よっぽどギスギスしてるかも。だってこの話、日本ではなさそうです。
どっこいしょさん、確かにアメリカ的な話かもしれませんね。でも案外、キリスト教的なのでは。どっこいしょさん、いかがですか?
あ、なるほど、キリスト教的! それはおおありですね。
あと思ったのは伝え方の違いです。言葉に出すか出さないかってとっても違うし、出した方が伝わりやすいと思うんですが、日本人はやっぱり「以心伝心」を信じてるしそれが好きかも? 言わなくても分かるでしょ、みたいな。
どっこいしょさん、
なるほど、そういうことですね。
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