本 その7 前向きなイメージ

小学生の頃はそれほど学校嫌いでもなく、どちらかと言えば学校に行くのが楽しい子供でした。
高校の頃から、次第に学校に行くのが面倒になることもあり、社会人になってからは2ヶ月に一度ぐらいの割合で、ズル休みをしていました。たまにそうやってガス抜きをしないと、疲れきってしまうようなところがあったからです。
つまり、ズル休みにもそれなりの理由がある、ということです。
「早く起きな、学校遅刻するぞ。」
「今起きるとこだよ。」 (心の声:きょう学校いきたくないなあ~)
「何言ってんだ!ぜんぜん起きてないじゃないか。早くしなさい!きょうは朝礼の当番なんだろ。」
「何か気分がよくないの。」 (心の声:朝礼でみんなを整列させるのはできない!やりたくないよ~)
「当番の日になると気分が悪くなるんだな。早く起きる癖を自分でつけないとどうしようもないだろ。エッ?」
「でもすごく寒いし・・・。」(心の声:行くのイヤなんだ。とうさん助けて・・・)
「寒くったって、他のみんなは平気だろ。わがまま言うんじゃないよ。それにお前は当番なんだよ!」
と、大人から断定的に説明されてしまうと、子供も自分の気持ちの本当のところがうまく把握・説明できずに、けっきょく病気に逃げ込むしか手がなくなる、ということはあるように感じます。大人も子供から上の例のような不合理な答えをされると腹が立ってしまうものです。
「早くしないと遅刻するよ。」
「なんだか気分がよくないの。」
「大丈夫か?はは~ん、もしかして、きょうは朝礼当番じゃなきゃいいなあ、って思ってるのかな?」
「・・・うん、当番の日は皆を朝礼で並ばせなきゃいけないでしょ。みんな言うこときいてくれないからイヤなんだ・・・。」
「みんなが言うことを聞いてくれないって確かにイヤだよなあ。でもさあ、500人の生徒をいっぺんに並ばせるなんてなかなかたいへなことだよ。慣れてなきゃ大人がやっても難しいな。」
「とうさんでもむずかしい?ボク・・・できないよ。」
「でも、当番はまだ二度目だろ?これからあと7回はやるのかな?その頃はもっとうまく整列させられるようになっていると思うよ。きょうがさ、その7回目だと思って、上手にやっている自分をイメージしてみるのはどうかな?」
「そうだね、・・・ためしにやってみようか?」
「そうさ、ダメモトでさ、やってごらんよ。」
あと7回も号令をかければたしかに上手くなっているかもしれない、あるいは上手くなっていたい、という前向きのイメージを持たせることで、現実に立ち向かえるようにしてあげる、というのは効果のありそうなやり方です。ブリーフ・コーチングではよく用いられる手法のひとつです。

2 Comments:
素敵なショットですね。
社会人になった今でも、私は時々
サボタージュします。
やっぱり。
タイ報告、早く見たいですね。
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